2020年も残り1カ月と少し。
コロナでおうち時間が増えた今だからこそ、断捨離して快適に過ごしたいと感じている人もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、「人生がときめく片付けの魔法」(著者:近藤麻理恵さん)を参考にお洋服の片づけ方法を紹介します。
私は、この本に出会ってから、10年近く理想のクローゼットをキープできています。
実際にどのように進めているのか、失敗談も含めて具体的に解説します。
これからチャレンジしたい方、やったけどうまくいかなかった方の参考になれば嬉しいです。
片づけの手順
スペースを確保する
こんまりメソッドでは、家中にある服を一ヶ所に集めて作業をします。
ベットの上や床の上など、洋服を積み上げられる、何もない空間をつくりましょう。
空けたスペースに、持っている服を全て集める
スペースがつくれたら、手持ちの洋服を全てそこに積み上げて行きます。
100着以上あると、一ヶ所に積み上げきれないかもしれません。
その場合は、まずは夏物だけのように、段階的に進めていくこともできます。
「ときめき」を基準に選ぶ
一ヶ所に集まったら、残す服と手放す服に分けていきます。
判断基準として、著者はこのように説明しています。
モノを1つ一つ手にとり、ときめくモノは残し、ときめかないモノは捨てる
出典:人生がときめく片付けの魔法
この作業を進める上で、気をつけるべきポイントが2つあります。
正しい順番で進める
著者が提案する、正しいの順番は次の通りです。
↓
ボトムス(ズボン、スカートなど)
↓
ボトムスかけるもの(スーツ、コートなど)
↓
靴下類
↓
下着類
↓
バック
↓
小物(マフラー、ベルト、帽子など)
↓
イベントもの(水着、浴衣など)
↓
靴
一度順番を変えてやってみたことがあるのですが、なぜか判断しにくく、上手くいきませんでした。
効率的に作業できなかったので、結局最初からやり直したのを覚えています。
理由はわかりませんが、個人的には、著書のいう正しい順番が一番心地よく進められます。
オフシーズンのアイテムから始める
著者によると、オンシーズンのアイテムは、「今着るものがなくなったらなくなったら困る」と考えてしまい、自分のときめきと冷静に向き合えなくなってしまいがちになるそう。
すぐには必要のないシーズンオフのアイテムの方が、冷静に判断できます。
私の経験上も、季節が終わった服の方が判断しやすく、効率的に進められるのでおすすめです。
選別が終わった後はどうする?
※ここからの内容は、 著書には書かれていません。あくまで私の個人的な経験に基づく意見ですので、参考程度にとどめていただきますようお願いします。
残す服と手放す服に分けた後、さらに下記のように4種類に分けることができます。
②残す服(メンテナンスが必要)
③手放す服(売る)
④手放す服(捨てる)
②のメンテナンスが必要な服というのは、残したいけど、クリーニングに出す必要があったり、シミ取りや毛玉取りなどをする必要がある服のことです。
また、手放す服の中でも、③のように、メルカリなどで販売できる服もあります。
すぐに使える服は、クローゼットへ、捨てる服は、ゴミ袋へ移動します。
メンテナンスが必要な服や売る服は、一時的にボックスの中に入れて、時間があるときに処理しています。
残すか手放すかの判断が終わらないうちに、毛玉取りなどのメンテナンスに手をつけると、片づけが全然進まなくなります。
「選別」という行為は、思った以上に体力と集中力が必要なので、まずは真っ先に終わらせてしまうことをおすすめします。
「選別」が終わってしまえば、クローゼットの劇的な変化が目に見えるので、片づけのモチベーションが保ちやすいと思います。
服の片づけには、どのくらい時間がかかる?
持っている服の量によります。
私の場合、初めてこんまりメソッドで片づけた時は、100着以上あったので、お洋服だけで丸1日かかったのを覚えています。
今では、40着程度しか持っていませんので、バック、靴、アクセサリーを含めても、1年に1回、2~3時間で完了します。
個人的に、片づけは、マインドフルネスに似ていると感じます。
持ち物とひたすら向き合うことで、自分が大切にしたいモノやコトに気がついたり、新しいアイデアが生まれたりします。
今回、私は、出番のなかったスポーツウェアを手に取りながら、ヨガの大切さを改めて感じました。
今年は、コロナの影響で野外イベントに参加できませんでしたが、来年はオンラインなどを使いながら楽しみたいと思います。
Have a nice day!
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