お気に入りの服に毛玉ができ始めて、だんだん着なくなってしまった経験、ありませんか?
今回の記事では、5分以内にできる簡単なメンテナンスで、お気に入りの冬服を長持ちさせる方法を紹介します。
そもそもなぜ毛玉ってできるの?
毛玉ができる主な原因は、衣類の摩擦です。
生地が擦れ合うことで、繊維が絡み合い、毛玉になってしまいます。
例えば、洗濯をすると、他の衣類との摩擦がおきます。
脇などの擦れやすい部分は、日常動作をするだけで毛玉ができてしまうことがあります。
つまり、どんなに気をつけていても、着たり洗濯したりすれば、摩擦を避けることは難しいです。
毛玉を防ぐ1分メンテナンス
毛玉を防ぐには、着用後のブラッシングが効果的です。
静電気を抑える効果があり、毛玉ができにくくなります。
また、ホコリが取れ、表面の繊維が整って、見た目もキレイになりますよ。
正直、初めは毎回やるのがめんどくさそうだなと思っていました。
でも、作業自体は、たった30秒〜1分。
次の日、コートを羽織ったときに、キレイな状態だと気分が上がります。
つい忘れてしまわないように、コートかけにブラシをかけています。
そうすれば嫌でも目につくので、ついついやってしまいます。
ブラシは、1,000円以下で購入できます。
毛玉ができてしまった時の5分メンテナンス
毎日ブラッシングしていても、着る回数が増えるにしたがって、どうしても毛玉ができてしまうことがあります。
そこで大活躍してくれるのは、毛玉とり機です。
使い方はとっても簡単。
スイッチを入れて、毛玉ができてしまったところに当てるだけです。
髭剃りと同じような方法で、表面の毛玉を除去してくれます。
毛玉ができやすい袖や裾など、丁寧にやっても5分かかりません。
生地の種類にもよりますが、使用後は、ほとんど毛玉が目立たなくなります。
使用後は、溜まった繊維を捨てるだけ。
とっても簡単です。
風合いガードでいろんな生地に使用できる
風合いガードは、カバーの高さを3段階から選ぶことで、毛足を残す長さを調整できます。
例えば、私の場合、ローゲージのニットで、目立つ大きな毛玉だけとりたい時は、高さを「高」にします。
カッターと生地の間に距離を大きく取ることができます。
繊維の風合いを保ちながら、大きな毛玉だけざっくり取り除くことができます。
私が毛玉取り機を購入したのは、3、4年前。
当時の機種は販売終了しているようでした。
現在、TESCOMからは、下記の、乾電池式のタイプと充電式のタイプが販売されていました。
いずれもコードレスなので、使い勝手が良さそうです。
毛玉取り機を使うときの注意点
とっても便利な毛玉取り機。
でも間違った使い方をして、衣類を傷つけたり、穴を開けてしまうことがあります。
例えば、衣類にシワが寄った状態、写真のように記事を持ち上げた状態で使用したりするのは危険です。
カッターに生地が巻き込まれてしまい、傷ついてしまいます。
以前、タイツや靴下などの細い繊維のアイテムで穴を開けてしまいました。
生地の縫い目などは、どうしても記事が盛り上がっていたりして巻き込まれやすいのでご注意ください。
衣類を地面と並行に置き、シワを伸ばしてから毛玉取り機を使うのをオススメします。
個人的に、毛玉がキレイにとれていく過程は、とても気持ちがよいです。
ついつい、時間をかけて、ひとつ残らずとりたい気持ちになります。
毛玉取りにはまっていたころ、1枚のタイツを完璧に仕上げたら、いつの間にか1時間近く経っていました。
そしてふと気がつきます。
タイツは1枚300円。
もし私の時給が1,000円だとしたら、毛玉取りせずとも3枚買えたなと。
それ以来、タイツには長くても5分。
人から見える、膝上から下だけささっとやるようにしています。
ブラシと毛玉取り、両方購入しても3,000円ほどです。
この2つを使って、3,000円のニットの寿命を1年から2年に伸ばせたら、それだけで元がとれます。
また、メンテナンスにかかる時間も数分です。
個人的に、すごくコスパのいいアイテムだと思っています。
Have a nice day!
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