クリスマスといえば、どんなイメージが浮かびますか?
恋人とのロマンチックなデートでしょうか?
ケンタッキーやクリスマスケーキでしょうか?
実は、カナダでは全く違う祝い方をしています。
今回の記事では、国際カップルだから気づいた、おもしろいほど違う、日本とカナダのクリスマスについてお伝えします。
クリスマスをカップルで過ごす日本人
クリスマスまでに恋人がほしい、ロマンチックなデートがしたいと思ったことはありませんか?
日本では、クリスマスにパートナーがいたら、デートする方が多いと思います。
一方、カナダでは、基本的に家族と過ごします。
日本で言うと、大晦日のイメージです。
逆に、大晦日や元旦は、恋人や友人たちとバーやパーティーに出かけたりします。
クリスマスとお正月を誰と過ごすか、日本とカナダでちょうど真逆なのはおもしろいです。
クリスマスケーキを食べる日本人
百貨店やスーパー、コンビニでは、毎年華やかなクリスマスケーキがたくさん売り出されますよね。
日本でクリスマスケーキの定番といえば、苺のショートケーキではないでしょうか。
苺のショートケーキは、まさにケーキ代表のような存在ですが、海外ではそうではありません。
チョコ(私)は以前、カナダに住んでいましたが、クリスマスシーズンに、苺のショートケーキを見かけた記憶がありません。
カナダ人の家族や友人にも、「クリスマスのスイーツといえば、『苺のショートケーキ』」を思い浮かべる人はほとんどいないと思います。
カナダのクリスマスの定番のスイーツは、クッキー、チョコレート、パウンドケーキなど。
日本と比べると手作りする家庭が多いかもしれません。
クリスマス時期になると、コーヒー(夫)が毎年買うのが、この3種類。
幼い頃から食べている、懐かしのクッキーとチョコレートです。
日本では、カルディやドンキホーテで売っています。
クリスマスの時は、ちょっと割高でも食べたい物を買うようにしています。
チョコ(私)も、大好きなブランドのチョコレートやケーキを購入します。
1年間頑張った、自分へのごほうびですね。
ケンタッキーを食べる日本人
クリスマスの時期が近づくと、CMや広告でよくみかけるケンタッキーフライドチキン。
12月初旬から、事前予約が始まるほどの人気ぶりです。
当日は、駅前などにPOPUPショップも出て行列ができることも。
それを初めて見たコーヒー(夫)は、「なんで日本人は、クリスマスに並んでまでKFCを買うの?」ととても不思議な顔をしていました。
チョコ(私)は、ケンタッキーの人気ぶりに疑問に思ったことすらありませんでした。
コーヒー(夫)いわく、クリスマスは、1年の中でも特に豪華な料理が食べてお祝いする、特別な日。
気合を入れて各家庭の伝統料理を準備するそう。
「日本人が、大晦日にわざわざ並んで、ジャンクフード買ってたら不思議じゃない?」と言うコーヒー(夫)。
た、たしかに。
コーヒー(夫)だけでなく、海外の友人たちからも同じ質問を何度もされました。
「日本人って、貧乏なの?」とか。笑
ちなみに彼らは、ケンタッキー自体は好きで、日本でもときどき食べるそうです。
チョコ(私)は、ケンタッキーの行列を見るたびに、日本でのクリスマスプロモーションに大成功したんだなぁと感心しています。
プレゼントはお店でラッピングしてもらう日本人
クリスマスの時期、プレゼントを買うと、多くのお店でクリスマス仕様のラッピングをしてくれたりますよね。
自分で一からプレゼントのラッピングをする方は少数派かもしれません。
カナダでももちろんラッピングは頼めますが、割と自分たちでラッピングすることが多いです。
毎年、大量のクリスマスプレゼントを交換するので、その時の包装紙、紙バック、リボンなどをとっておいて、再利用したりします。
また、何度も使えるクリスマス柄の布に包んで、シールでとめたりもします。
節約という側面もあるかもしれませんが、どちらかというと「資源や環境を大切にしたい」と考える方が多いと感じます。
元々は、宗教行事である、クリスマス。
日本は、昔から新しい文化に寛容で、その長所を柔軟に取り入れてきました。
現在も、海外イベントを上手に受け入れ、日本人に合うようにオリジナル化していくのがとても得意だと思います。
例えば、渋谷のハロウィンは、訪日外国人客も参加したい、一つの観光資源になっているくらいです。
どっちのクリスマスが正しい・正しくない、いい・悪いと言いたいわけではありません。
同じクリスマスでも、各国それぞれのスタイルがあり、それを知って体験することは、人生をより豊かにしてくれると感じます。
これからも好奇心を大切にして、おもしろい、やってみたいと感じたものは積極的に試してみたいと思います。
Have a nice day!
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