国際カップルが、バケットリストをつくってみた

一生に一度の人生。

死ぬまでにやりたいことが全部できたら、最高に幸せですよね。

でも、もし、明日死んでしまうとしたら、やりたいことは全部できた！最高の人生だったと言えますか？

今回の記事では、前回の記事で紹介したバケットリスト（＝死ぬまでにやりたいことリスト）を、コーヒー(夫)とチョコ(私)が実際につくってみました。

バケットリストをつくるきっかけ

きっかけは、１本の映画でした。

コーヒー(夫)とチョコ(妻)は、週末になると、よく一緒に映画やドラマをみています。

中でも昨年は、映画「最高の人生の見つけ方」がとても印象に残りました。

そこで、映画に出てくるバケットリスト(=死ぬまでにやりたいことリスト)をつくろうと約束。

結婚5年の記念日に、夫婦で作成しました。

最高の人生の見つけ方(英語名:The bucket list)

バケットリストを作成

シュガー(娘)が寝た後、2人でリビングに集合。

必要なものは、紙とペンだけ。

ひたすら書く。書く。書く。

お互い無言のまま、30分ほどで手が止まりました。

バケットリストの効果

夢がより具体的になった

私の幼いときからの夢、それは日本一周、世界一周でした。

今回も一番に書いたのですが、ふと気がついたことがあります。

「日本一周って、全都道府県に行きたいのかな？それとも、特定の観たいもの、体験したいことができれば満足なのかな？」と。

そこで、具体的にどこで何をしたいのかを書き出していきました。

すると驚くことに、日本も世界も、絶対に行きたい場所はたった10ヵ所ほどだったのです。

今後、行きたい場所が増えるのかもしれませんが、都道府県や国を全制覇すること自体が、夢ではないとわかりました。

私にとっては、大きな発見でした。

また、行きたい場所にも共通点がありました。

バケットリストをつくることで、自分が何に魅力を感じ、感動するのか、より明確にすることができました。

ほとんどの夢は、セミリタイア前に実現できる

私のバケットリストのうち、金銭的、時間的にセミリタイア後でないと実現が難しいものは、たった3つだけでした。

例えば、四季ごとに自分の好きな場所で生活をする多拠点生活は、夫と私がフルリモートで、かつ子どもたちが自立していないと実現が難しいです。

不可能ではないですが、金銭的、時間的に余裕があるセミリタイア後の方が、心から楽しめると思います。

一方で、単発の旅行なら、世界のどんな場所でも、7日〜10日あればほぼ行くことができます。

決して安くはないですが、計画的に貯蓄すれば、金銭的に不可能ではありません。

仕事と家庭と両立しながらでも、十分実現できます。

つい「お金がないから」「時間がないから」と言い訳してしまいがちですが、本気で叶えようと思えば、たいていのことは叶う、そう思えるようになりました。

夫婦の夢を共有できた

バケットリストを作成後、コーヒー（夫）とチョコ（私）で、内容を読み上げていきました。

すると、思ったよりも共通している夢があって嬉しくなりました。

一方で、「そんな夢があったんだ！知らなかった！！」という夢もいくつかありました。

今年で10年の付き合いになりますが、お互いの新たな一面を知ることができて、本当によかったです。

人生でやりたいことを共有することで、夫婦で同じ方向を向いて、協力しながら進んでいけます。

倹約生活へのモチベーションもますます高まりました。

優先順位が明確になった

それぞれの夢は、重要度や実現できるタイミングがそれぞれ違います。

私たちにとって、より重要であり、できるだけ早く実現させたい夢から並べることで、いま何にお金と時間を投資すべきかがはっきりしました。

その一つが、「両親との旅行」です。

私たちの両親は、お互いに定年間近の年齢です。

幸運なことに、いまは、4人とも海外旅行にいけるくらいの健康と資産を持ち合わせています。

でも、この先いつかは、一緒に旅行できない日がやってくるでしょう。

そうなってから、時間を巻き戻すことはできません。

私たちにとって、家族より大切なものはありません。

だからこそ、直近7年間に、できるだけ毎年国内旅行、そして一度は海外旅行をすると決めました。

たとえ、セミリタイアの日が先延ばしになっても、この夢だけは必ず実現させるつもりです。

バケットリストをつくることで、今やるべきことが明確になり、夢の実現を目指して、ワクワクする日々を過ごせています。

必要なものは、紙とペンだけ。

短時間でできるので、興味のある方は、ぜひ試してみてください。

Have a nice day!