新しいデジタルノートとして話題となった、キングジムのフリーノ。
主な機能の一つが「カレンダー」ですが、紙の手帳の代わりになるのでしょうか。
今回の記事では、フリーノを手帳として使ったときの、メリットとデメリットをお伝えします。
フリーノ(freno)とは
フリーノとは、クラウドファンディングを通じて、ユーザーの声から生まれた、新しいデジタルノート。
主な機能は、3つ。
・ドキュメント機能
・スケジュール機能
スケジュール機能は、カレンダーを月、週、日単位で表示できます。
日付をタッチすると、書き込みができます。
フリーノが手帳代わりになるのか、どんなメリット・デメリットがあるのか、試してみました。
メリット
書くスペースを増やせる
手帳にもっと書き込みたいのに、スペースが足りないってことありませんか?
私は、他の日付スペースにはみ出して書くことがよくあります。
そして、はみ出しが何日も続くと、手帳としてものすごく見にくくなります(泣)。
フリーノなら、日付の欄にメモを追加することができるので、気が済むまで書き込めます。
スケジュールから日付を選ぶと、書き込みができるようになっています。
さらに、画面上の「ノートを作成」を押すと、その日付にノートを追加していくことができます。
個人的に、これが、フリーノを手帳して使う一番のメリットです。
仕事なら、覚えておきたい内容やなどを書き留めるすることができます。
プライベートなら、日記を書くのに使うのもいいですね。
ペンのインク切れがない
書いてる途中でインク切れ。
ちょっとストレスじゃないですか?
私は、書きたいときに書けないのがイヤで、替芯を持ち歩いたりしてました。
フリーノは、充電不要のデジタルペンなので、インク切れの心配がなくなります。
替芯を交換したり、購入したりしなくていいのは、思った以上に快適です。
手帳の買い替えが不要
紙の手帳は、定期的に買い換えるものがほとんど。
私は、毎年のように、どの手帳にしようか、時間をかけてじっくり選んでいました。
そして、面倒なのが、手帳の乗り換え。
すでに決まっている予定や残しておきたい情報を、もう一度、新しい手帳に書き込むという無駄な作業をしていました。
フリーノなら、面倒な乗り換えはしなくてOK。
さらに、何年も前のスケジュールやメモも、好きな時に振り返ることができます。
デメリット
本体の充電が必要
デジタルノートなので、充電しなければいけません。
公式ホームページによると、使用時間は約10日間(ノートの記入:1日15分間/PDFの閲覧:1日60分間)。
手帳代わりに1ヶ月使ってみましたが、よく確認したり、書き込んだりするからか、4〜5日に1度は充電しています。
個人的には、スマホやイヤホンも毎日充電するので、充電自体は苦にならないです。
本体代金が高額
フリーノの定価は、46,200円(税込)。
デジタルノートとしては、かなり高額です。
2022年3月時点では、20,000円弱まで安くなりました。
価格は下がりましたが、紙の手帳が1冊2,000円だとすると、10年分です。
私はノート機能も使うので、十分元が取れますが、スケジュール機能だけ使う場合は、長く愛用しないと、割高かもしれません。
色が使えない
フリーノの画面は、モノクロです。
手帳に色ペンを使っている人には、デメリットになるかもしれません。
手帳→フリーノに乗り換えはアリ?
1ヶ月間、手帳代わりに利用して感じた、メリットとデメリットをまとめてみました。
私個人としては、フリーノは、手帳の役割を十分果たしてくれています。
紙の手帳と比べてデメリットもありますが、メリットが上回ります。
紙の手帳を10年以上愛用してきて、どうしても不満だったのが、書くスペースが限られていることでした。
フリーノは、手書きでありながら、好きなだけ書き込めるところが気に入っています。
ただし、手帳としてだけで使うなら、コスパが悪いかもしれません。
例えば、今まで使っていた手帳+資料+メモをフリーノに乗り換えるなど、スケジュール管理+αで使えそうなら、検討の余地があると思います。
購入を考えている方に、少しでも参考になると嬉しいです。
Have a nice day!
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